
紀元前からエトルリア人が住んでいましたが、紀元前280年ごろにローマ人に攻め落とされたそうです。
僕はこういう歴史ある田舎町が好きです。
カフェの店員も話しかけると都会と違って優しい笑顔で人がよさそうな感じがしました。
オルヴィエートの旧市街は写真のようにプッチンプリンのカラメルソースのように丘の上にあるので駅のある麓の新市街からそこに頂上に行くためには車が必要。
バスやロープウェイという手段もありましたが今回、国際免許を取得して現地で車を借りて運転をしました。
車はイタリア車FIAT、車種はパンダ、日本で言うと日産マーチみたいなものでしょう。
僕のバイク、旧車のトライアンフ(イギリス)は国産の左ギヤチェンジでなく右チェンジだから、逆でもきっと大丈夫、と根拠のない自信。
ヨーロッパではオートマチック車は珍しくほとんどミッション、無論レンタカーもミッションで左ハンドルで右側通行、全て日本と逆、そういうプレッシャーも楽しいです。
町のマップをレンタカー屋で貰いました。
運転するとヨーロッパの車は日本の車と比べてギヤ比が高いと思いました。
つまり、日本では1速→2速→3速→4速と、速度が上がるにつれてこまめにギヤを変えなければならないのに対し、ヨーロッパはギヤ比が高く、2速と3速使用がほとんど、ですがオルヴィエートの坂道はやはり2速でないとパワーが出ませんでした。
ということは日本の5速よりもヨーロッパの5速はより速い速度で走るということですね、欧州の道路事情でしょうね。
欧州はディーゼルが主流ですが借りたパンダはガソリン車、ガソリンスタンドでは軽油を入れられないように必要最低限のイタリア語は少し覚えておきました。
旧市街の旅行者はイタリア人、欧州人ばかり、他の東洋人は一人も居ませんでした。
旧市街にあるサン・パトリツィオの井戸、16世紀に起こったローマ略奪でここに逃れてきた教皇クレメンス7世が作らせた遺産です。
直径13m・深さ62mという縦穴で長い螺旋階段を降り底に水を汲みに行きます。
先に入っていた旅行者とハチ会うことなく地上に戻ってきて、あれ?と気付きましたが、水運搬が効率よくできるように、階段は上りと下りが別々に設けられ人がハチ会うことなく二重螺旋状になっています。
日本のように電線と電飾の看板とアスファルトとコンクリートではなく、ヨーロッパはなんと歴史を大事にしていることか。。。
石畳、石造りの建物、緑や花が調和して、看板があっても手書きの看板が多かったです。
次はここで宿泊したとてもセンスのよい宿を書きます。
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